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書式:金銭消費貸借契約書

金銭消費貸借契約書には、以下の6つのことは規定した方がいいでしょう。

(1)標題
通常は「金銭消費貸借契約書」などが記載されます。

(2)貸主、借主、連帯保証人の氏名、住所、署名、押印

(3)貸付金額

(4)返済時期
返済する時期を記載します。通常は「毎月月末」などです。

(5)返済方法
返済の方法を記載します。銀行振込や現金持参など、具体的にどのように返済するかを決めます。

(6)利息年率
利息の年率を記載します。

(7)遅延時の規定
返済が遅れた場合どうするかを記載します。

金銭消費貸借契約書の書式




金銭消費貸借契約書

貸主、●●●●(以下、甲という。)と借主、▲▲▲▲(以下、乙という。)の間で次のとおり金銭消費貸借契約を締結する。


第1条(賃貸)
甲は、乙に対し、■年■月■日金銭消費貸借のため金▼▼万円を貸渡し、乙はこれを確かに受け取った。

第2条(弁済)
乙は、元金を■年■月から■年■月まで、毎月末日までに金▼万円づつ(ただし、残代金は最終回に支払う)合計★回分割して返済する。

第3条(利息)
乙は、元金に対し■年■月■日から■年■月■日まで年◎%の割合で利息を毎月末日に支払うこととする。

第4条(期限の利益喪失)
乙は、次の場合には、甲の催告を要せず、当然に期限の利益を失い、即時残債務を弁済しなければならない。
 1 乙が分割金または利息の支払を●回分怠ったとき
 2 乙が、第三者から差押、仮差押、仮処分を受け、もしくは競売申立、または破産、和議の申立がなされたとき
 3 乙が本契約の条項に違反したとき

第5条(遅延損害金)
乙が、本契約に基づく債務の履行を遅滞したとき、遅滞の日の翌日から完済まで元金に年◎%の割合で損害金を付加して支払う。

第6条(連帯保証)
保証人は、借主が負う一切の債務につき借主と連帯して支払う。

第7条(合意管轄)
本契約から発生する一切の紛争の第一審の管轄裁判所を、貸主の住所地を管轄する簡易裁判所とする。

本契約を証するためこの証書を作成し、各当事者が署名押印の上各自1通を保有する。

■年■月■日

(貸主)住所

   氏名(貸主)          印

(借主)住所

   氏名(借主)          印

(保証人)住所

   氏名(保証人)         印